当サイトでは、包茎の手術治療ができる病院を都道府県別にまとめていますが、このページでは病院を選ぶ際のチェックポイントを解説しています。
包茎の手術や治療は、美容外科や形成外科、泌尿器科等で受けることができますが、病院を選ぶ際には次の3つの特徴に注目しましょう。
- 公的保険の適用が可能かどうか?
- 包茎治療の経験が豊富な医師が担当するか?
- 手術の傷跡など見た目にこだわった治療が受けられるか?
公的保険の適用が可能かどうか?
まず、公的保険について。
一般の泌尿器科や総合病院などの場合は、医学的に見ても治療が必要な真性包茎(しんせいほうけい)とカントン包茎(かんとんほうけい)は、公的保険の適用が可能。仮性包茎(かせいほうけい)は、一般の泌尿器科や総合病院でも公的保険の適用外です。そのため、一般の泌尿器科や総合病院など、保険適用を前提にしている病院では仮性包茎の治療は行っていない場合がほとんどです。
また、保険の対象となるのは、医学的に治療が必要な症状のみなので、真性包茎とカントン包茎の場合であっても、傷の目立たない治療や仕上がりのきれいさにこだわった治療など美容整形の要素を加えた治療を受けたい場合は、一般の泌尿器科や総合病院でも基本的に保険の対象外となります。また、そもそも一般の泌尿器科や総合病院では見た目にこだわった包茎手術自体を行っていない場合が多いです。
一方、美容形成外科などの場合は、包茎の種類に関係なく、基本的に公的保険が適応されない自由診療です。
また、一般の泌尿器科などであっても公的保険の効かない自由診療のみを行っているところもありますので、詳しくは各病院のサイト等でご確認ください。
包茎治療の経験が豊富な医師が担当するか?
次に、医師の包茎手術の経験について。
包茎治療が専門でない病院の場合は、包茎以外にも多くの病気を扱っているため、必ずしも包茎治療の経験が豊富な医師が担当するとは限りません。一方、包茎治療が専門の病院の場合は、当然ながら包茎治療の経験が豊富な医師が揃っていることが多いです。
包茎が専門でない病院の場合は、包茎治療の実績が年間10例にも満たない病院も多くありますし、毎日包茎の治療を手掛けている専門病院の医師に比べるとどうしても経験が不足しがちです。なので、専門でない病院を選ぶ場合は、担当医の包茎治療の経験を必ず確認するようにしてください。
手術の傷跡など見た目にこだわった治療が受けられるか?
最後に、術後の見た目・仕上がりについて。
一般の泌尿器科や総合病院などで公的保険の範囲内の治療を受ける場合は、あくまでも医療的な問題を解消するのが目的なので、術後の傷跡など見た目にこだわった治療法は必ずしも期待できません。そのため目立つ傷跡が残って包茎治療をしたことが一目でわかる状態になることもあります。
一方、美容外科などで自由診療を受ける場合は、傷跡が目立たない治療方法や、見た目の仕上がりにこだわった治療を受けることができます。
また、傷跡の目立ちにくさ、仕上がりのきれいさといった面は担当医の経験に左右されることが多いポイントですから、基本的に経験が豊富な医師に担当してもらうのがオススメです。となると、当然ながら包茎の治療を専門に行っている病院の方がオススメになります。
包茎治療は、見た目のコンプレックスを解消するという意味も大きいですから、せっかく治療したのに目立つ傷跡が残ってしまっては、別のコンプレックスを抱えることになってしまいます。その意味で、術後の見た目・仕上がりにこだわった治療を受けられるかどうかは一番重要なポイントともいえるでしょう。
まとめると・・・
以上のような病院の特徴をまとめると、次のような使い分けがオススメです。
- 真性包茎は、安い費用を重視なら保険が効く一般の泌尿器科など、見た目の仕上り重視なら包茎の専門病院がオススメ。
- カントン包茎は、安い費用を重視なら保険が効く一般の泌尿器科など、見た目の仕上り重視なら包茎の専門病院がオススメ。
- 仮性包茎は、そもそも保険適用外なので、包茎の専門病院がオススメ。
また、いろいろと悩んで決められない場合は、まずいくつかの病院で診察を受けてみて、疑問点が解消するまで質問するのがおすすめです。
実際に診察を受ければ、担当医がどういう人かもわかりますし、一人で考えているだけではわからない情報がいろいろと得られます。
診察を受けたからといって、その病院で治療を受ける必要があるわけでもありませんから、いろいろと悩む前にまずは気軽に診察を受けてみる。
そして、診察を受けた後で納得するまで考えて、実際の治療を受ける病院を決定するという順番がおすすめです。