包茎の手術や治療ができる日本全国の病院&クリニック636件の情報を都道府県別にまとめたサイトです。

包けい手術を専門にしたクリニックから、泌尿器科の専門医院や、総合病院まで、包茎治療ができる主な病院のほとんどをまとめた一覧を掲載中です。

病院の一覧は、都道府県別にまとめてあります。また、一覧の中では、各病院&クリニックの治療費用や料金・値段、治療法、住所、評判、体験談、口コミ等の情報を掲載しています。

地域別の病院・クリニックの一覧

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包茎の手術治療は何科の病院?

包茎の診察や手術・治療は、泌尿器科や美容外科、形成外科などで受けることができます。

また、包茎の治療を専門にしている病院もあれば、包茎治療が専門ではなく他の治療も手掛けているという病院もあります。

そして、各病院を見分ける際には次の3つの特徴に注目しましょう。

  1. 公的保険の適用が可能かどうか?
  2. 包茎治療の経験が豊富な医師が担当するか?
  3. 手術の傷跡など見た目にこだわった治療が受けられるか?

公的保険について

まず、公的保険について。

一般の泌尿器科や総合病院などの場合は、真性包茎(しんせいほうけい)とカントン包茎(かんとんほうけい)の場合は、公的保険の適用が可能。仮性包茎(かせいほうけい)は、一般の泌尿器科や総合病院でも公的保険の適用外です。一方、美容形成外科などの場合は、包茎の種類に関係なく、基本的に公的保険が適応されない自由診療です。

ただ、一般の泌尿器科や総合病院でも保険の対象となるのは、医学的に治療が必要な症状のみなので、真性包茎やカントン包茎の場合であっても、傷の目立たない治療や仕上がりのきれいさにこだわった治療など美容形成の要素を含む治療を受ける場合は、基本的に保険の対象外となります。

なので、泌尿器科と美容外科を兼ねたタイプの病院の場合は、自由診療となる場合が多いようです。このように、泌尿器科であっても公的保険の効かない自由診療のみを行っているところもありますので、詳しくは各病院のサイト等でご確認ください。

また、一般の泌尿器科や総合病院の場合は、保険の効かない仮性包茎は、治療自体を扱っていない場合が多くなっています。

よって、真性包茎またはカントン包茎で、とにかく安い費用がいいという場合や、機能面の問題さえ解決できれば見た目にはこだわらないという場合は、一般の泌尿器科がおすすめ。一方、仮性包茎の場合や、手術後の見た目・仕上がりにこだわりたい場合は、美容外科などがおすすめです。

医師の包茎手術の経験について

次に、医師の包茎手術の経験について。

包茎治療が専門でない病院の場合は、包茎以外にも多くの病気を扱っているため、必ずしも包茎治療の経験が豊富な医師が担当になるとは限りません。一方、包茎治療が専門の病院の場合は、当然ながら包茎治療の経験が豊富な医師が揃っていることが多くなります。

包茎が専門でない病院の場合は、包茎治療の実績が年間10例にも満たない病院も多くあります。なので、毎日包茎の治療を手掛けている専門病院の医師に比べるとどうしても経験が不足しがちです。

そのため、包茎治療が専門でない病院を選ぶ場合は、担当医の包茎治療の経験を必ず確認するようにしましょう。もし、担当医の経験が不明な場合は、無理にその病院を選ばず、包茎治療が専門の病院を選ぶ方がオススメです。

術後の見た目・仕上がりについて

最後に、術後の見た目・仕上がりについて。

一般の泌尿器科や総合病院で公的保険の範囲内の治療を受ける場合は、あくまでも医療的な問題を解消するのが目的なので、術後に目立つ傷跡が残って包茎手術をしたことが一目でわかることもあります。一方、美容外科などで自由診療を受ける場合は、傷跡が目立たない治療方法や、見た目の仕上がりにこだわった治療を受けることができます。

また、傷跡の目立ちにくさ、仕上がりのきれいさといった面は担当医の経験やノウハウに左右されることが多いポイントですから、基本的に経験が豊富な医師に担当してもらうのがオススメです。となると、当然ながら包茎の治療を専門に行っている病院の方がオススメとなります。

まとめると・・・

まとめると、真性包茎・カントン包茎・仮性包茎それぞれの場合のおすすめは次のようになります。

  • 真性包茎は、安い費用を重視なら保険が効く一般の泌尿器科、見た目の仕上り重視なら包茎の専門病院がオススメ。
  • カントン包茎は、安い費用を重視なら保険が効く一般の泌尿器科、見た目の仕上り重視なら包茎の専門病院がオススメ。
  • 仮性包茎は、そもそも保険適用外なので、包茎の専門病院がオススメ。

また、いろいろと悩んでどの病院か決められない場合は、まずいくつかの病院で相談やカウンセリングを受けてみて、疑問点が解消するまで質問するのがおすすめです。

実際に相談してみれば、担当医がどういう人かもわかりますし、一人で考えているだけではわからない情報がいろいろと得られます。

ですから、いろいろと悩む前にまずは気軽に相談をしてみて、その後で納得するまで考えるという順番がおすすめです。

包茎の種類

包茎には大きく分けて、真性包茎・カントン包茎・仮性包茎の3種類があります。

真性包茎(しんせいほうけい)

真性包茎とは、勃起時も、勃起時以外も、亀頭が露出しない状態。

真性包茎は、医学的にみても治療が必要な包茎のため、公的保険の適用対象となっています。

カントン包茎(かんとんほうけい)

カントン包茎とは、亀頭を覆う包皮の先端部分がせまく、ペニスを過度に締めつけてしまう状態。

ペニスに血行障害が起こったり、包皮を無理に剥くと亀頭がうっ血して包皮が元に戻らなくなることもあります。

カントン包茎は、医学的にみても治療が必要な包茎のため公的保険の適用対象となる場合があります。

※基本的に、カントン包茎が保険の適用対象になるのは、剥いた包皮が元の状態に戻らずペニスに締めつけが起きている場合のみ。

仮性包茎(かせいほうけい)

仮性包茎とは、勃起していない時は亀頭に包皮が被っているが、自分で包皮を剥けば亀頭を露出させられる状態。勃起時は自然に亀頭が露出します。

仮性包茎は、医学的に治療が必要な包茎とはされていないので、公的保険の適応対象外となっています。

ただ、仮性包茎は精神的なコンプレックスになる場合や、衛生的な問題が起こる場合もあり、それらの理由で治療や手術を受ける方も多くいます。

また、包茎のペニスには、子宮頸癌の原因の一つでもあるヒトパピローマウィルスが多いことが研究で明らかになったりして、仮性包茎であっても治療すべきとの意見も増えてきています。